foresta profonda

眠くない日はない。

日本酒について調べてみた。

日本酒好きと詠っている割に、
大吟醸やら清酒やらまともに理解していないのでちゃんと調べてみた。

情報は「日本酒と焼酎のバイブル(著:佐藤順久氏)」という本より。

日本酒の種類

普通酒
その酒蔵で最もレギュラーなお酒。
酒用の米ではなく、普通の米を使っているので安い。
精米歩合は70%前後で、アルコールを添加して量を増やしている(+25-44%増量)。

本醸造酒
その酒蔵の基準となるお酒。
一般米及び、酒米を使う。
精米歩合は70%以下でアルコールを添加している(25%)。

特別本醸造酒
精米歩合が高かったり、アルコール添加量が少なかったりする。
要するに、質の良い醸造酒。

純米酒
アルコール添加はしていない、米だけで作ったお酒。
精米歩合は70%以下。

特別純米酒
精米歩合、使用米の質が良い純米酒
精米歩合は70%以下。

吟醸酒
使用している米の品質が良い。山田錦など。
その酒蔵の自信作と位置づけられるお酒だが、アルコール添加している。
精米歩合は60%以下。

純米吟醸酒
アルコール添加していない吟醸酒。つまり純米。
アルコール添加していないので、香りは吟醸酒よりも穏やかになる。
精米歩合は60%以下。

大吟醸
山田錦など、メジャーな酒米を使って作る吟醸酒だが、
アルコール添加している。
精米歩合は50%以下。

純米大吟醸
山田錦など、メジャーな酒米を使って作る純米吟醸酒
精米歩合は50%以下。

【生酒】
しぼったまま、一度も火入れしていない。
火入れしていないので発酵直後の状態となる。

【生貯蔵酒】
しぼってから出荷する直前まで一度も火入れしない。
出荷直前に一度だけ火入れする。

【生詰酒(冷卸し)】
春先にしぼった酒を、一度だけ火入れして
秋まで涼しい場所で保存しておく。
秋になり、外気温と蔵が同温度になったときに蔵から出す。

香りについて

アルコール添加は量を増やす目的もあるが、
基本的にお酒はアルコールを添加したほうが良い香りになるらしい。
なぜかというと、アルコールは香りを集める性質があるため。
アルコールを添加しないと、酒粕ばかりに香りが集まって、酒には香りが残らないとのこと。
純米大吟醸は香りが穏やか」というのはそのためだ。

吟醸酒大吟醸と言った高級な日本酒でも、
アルコールを添加しているという事実に驚き・・・。

まとめ

人造のアルコールを混ぜた日本酒はまがいものだと思っていたが、
普通にそのまがいものと思っていたものを美味しい美味しいと飲んでいた自分に驚愕。。。
改めて日本酒の奥深さを思い知ったとともに、ちゃんとした知識がないと恥をかくなぁと反省。